今やスマートフォンは様々な場所で購入することができます。携帯ショップや家電量販店など、取扱店が増えてきており、購入時にはその場所で購入する場合のキャンペーンなどを確認する方も多いのではないでしょうか。
ですが、購入場所ごとによる違いについて理解しているという人は少ないように思います。サポート内容や手数料、端末の価格が違うなどといった違いがあるのは、意外と知られていない話。
そこで今回は、スマートフォンの購入場所による違いについて解説をしていきます。
違いをしっかりと理解し、メリットやデメリットメリットを理解しておくことで、今以上に損しないスマートフォンの購入をすることができるようになるでしょう。
スマートフォンの購入場所は大きく分けて4種類
まず初めに、スマートフォンの購入場所は大きく分けて4種類あります。
- キャリアショップで購入する
- 家電量販店で購入する
- 併売店で購入する
- オンラインショップで購入する
上記4か所での購入が一般的です。それぞれの詳細について、まずは確認をしていきましょう。
キャリアショップで購入する
キャリアショップでの購入は、スマートフォンを購入する際に1番最初に思いつく方法だと思います。
ですがキャリアショップでの購入の場合、直営店と代理店の2つがあることを覚えておかなければなりません。この2つの違いを理解しておくことで、購入の際に抱く違和感を減らすことができるでしょう。
直営店で購入する
直営店はその名の通り、キャリアが直接運営をしている店舗のことを指します。そのため、良くも悪くもルールがきちんと守られている手続きを行うことができるでしょう。
ただし、直営店は店舗数がかなり限られており、全体の店舗数の1%にもなりません。直営店は公式サイトに掲載されているので、直営店での手続きを希望する際には事前に店舗の所在地を確認するようにしましょう。
代理店で購入する
まず初めに覚えておきたいのは、普段見かける携帯ショップのほとんどが代理店によって運営されているというものです。
代理店というのはキャリアから委託を受けて別の会社が運営している店舗のことを指し、中身の会社はキャリアとは全く関係ないことがほとんど。代理店の店舗にキャリアの社員が常駐するということもほとんどありません。
とはいえ、ある程度の実績や基準を満たしていなければそもそも代理店として運営することができません。キャリアのショップとして運営している以上、直営店と大きな差が見られることはそこまでないでしょう。
家電量販店で購入する
ヨドバシカメラやビッグカメラなど、家電量販店での購入もスマートフォンを買う方法の1つです。
家電量販店での購入の場合には、キャリアショップで手続きをするよりも早く済む傾向が多いことがあります。これは手続きできることや案内できる内容が限られていことが関係しており、購入にまつわる手続きだけであればそこまで時間を要さないためです。
ただし、裏を返せば購入に必要な手続きが家電量販店で実施できない場合、その場での購入にはつながらないこともあるので注意しましょう。
併売店で購入する
併売店とは、キャリアショップと違い1店舗で複数キャリアを販売している店舗のことを指します。
併売店の特徴は一度に複数のプランや端末の比較ができること。同じ店舗内で比較ができるため、乗り換えや機種変更のどちらがお得なのかをその場で判断することができます。
併売店は混雑していることも少ないため、気軽に立ち寄って話を聞いてみるのも良いでしょう。
オンラインショップで購入する
オンラインショップでの購入は、自宅ですべてを完結できるスマートフォンの購入方法です。
スマートフォンやパソコン1台で手続きできるため、自分の好きなようにプランなどを決定することができます。
ただし、購入したスマートフォンは後日郵送で送られてきますので、即日で手に入らないという点に関しては注意が必要です。
スマートフォンの購入場所でのメリットとデメリット
スマートフォンの購入場所は大きく分けて4つありますが、当然購入場所によるメリットやデメリットが存在します。
これらを理解し、スマートフォンをどこで購入すべきかをきちんと判断してください。
キャリアショップで購入するメリットとデメリット
キャリアショップで購入する場合には、先ほども説明したように直営店か代理店なのかでも若干の違いがあります。
その点も補足しつつ、キャリアショップでの購入に関するメリットとデメリットを見ていきましょう。
メリット
キャリアショップで購入するメリットは以下の通りです。
- 手厚いサポートが受けられる
- キャリアサービスの話を詳しく聞くことができる
上記2点が主なメリットとなります。
まず初めに、キャリアショップは当然販売のみが業務内容ではありません。修理や契約内容変更など、様々な手続きを取り扱っています。
そのため、購入と同時に必要な手続きを行うことができるでしょう。
また、キャリアが提供しているサービスについても詳しい話を聞くことができるため、必要な場合にはそちらも併せて確認するのがおすすめです。
デメリット
キャリアショップで購入するデメリットは以下の通りです。
- 社外サービスのサポートは行っていない
- 待ち時間が長くなる可能性がある
- 公式の値引き以外は基本発生しない(直営店の場合)
一般的に、LINEやゲームなどの引継ぎ設定は店舗では行っていません。銀行口座やSuicaも同様です。そのため、基本的には自身での引継ぎを行う必要があることを覚えておきましょう。
また、スマートフォンを購入する人の多くはキャリアショップに足を運ぶ人が大半です。そのため、待ち時間が長くなる可能性も非常に高くなります。
キャリアショップでは来店予約を受け付けていますので、待ち時間を減らしたい場合にはこれらを活用しましょう。
あわせて、直営店の場合には公式の値引き以外の割引が入ることはありません。代理店の場合には独自の値引きを行っていることもありますので、これは直営店だからこそのデメリットとなりえるかもしれませんね。
家電量販店で購入するメリットとデメリット
家電量販店で購入するメリットとデメリットは、主にサービス面で見られることが多いです。
家電量販店ならではのメリットやデメリットをしっかりと理解しておきましょう。
メリット
家電量販店で購入するメリットは、以下の内容が挙げられます。
- 知識豊富なスタッフの話を聞くことができる
- 家電量販店のポイントが付与される
まず初めに、家電量販店ではキャリアのジャケットを着ているスタッフが常駐しています。そのようなスタッフからは専門的な知識を聞くことができ、場合によってはキャリアショップのスタッフよりも有意義な話を聞くことができるかもしれません。
購入時には端末の価格に合わせて家電量販店のポイントが付くこともあり、普段からよく家電量販店を利用する方にはお勧めといえるでしょう。
デメリット
家電量販店で購入するデメリットは、以下の内容です。
- データ移行が行えない
- 家電量販店独自のサービスの勧誘が多い
家電量販店での購入時には、電話帳や写真などのデータ移行は行えません。必要な場合には家電量販店独自のサービスとして、有料になることが大半です。
また家電量販店独自のサービスやオプションに加入をさせられることも多く、これらのサービスに必ず入る必要があるのか、加入することで何かメリットがあるのかを必ず確認するようにしましょう。
併売店で購入するメリットとデメリット
併売店での購入は、複数キャリアの取り扱いを行っているからこそのメリットやデメリットが存在します。
併売店で購入するメリットとデメリットを確認していきましょう。
メリット
併売店で購入するメリットは以下の通りです。
- 複数キャリアの比較ができる
- 独自値引きが他の購入方法よりも多い
併売店では、一度に複数キャリアの比較をすることができます。スタッフも多くの知識を持っているため、この場合にはどのプランがいいかなどをしっかりと検討することができるでしょう。
また、キャリアショップや量販店と比較しても値引きやサービスになる部分が多く、条件さえそろえば一番お得にスマートフォンを購入することができますよ。
デメリット
併売店で購入するデメリットは以下の通りです。
- ある程度自身の知識が必要
- 店舗によってのサービス幅がある
併売店で購入する場合、スタッフのいうことを鵜呑みにするだけではいけません。併売店とはいえ、目標としている項目や契約数を増やしたいキャリアは店舗や時期によって違います。そうすると、スタッフは販売したいキャリアのメリットを多く伝えてくるでしょう。
これらを比較するために、ある程度は自身で知識を持っておくようにしましょう。
また、店舗によって行えるサービスには幅があります。キャリアショップと同じ感覚ではできない手続きもありますので、アフターケアや諸手続きにはキャリアショップを利用するようにしましょう。
オンラインショップで購入するメリットとデメリット
オンラインショップで購入する場合には、自身ですべての手続きを完結させる必要があります。
手続き時には当然メリットとデメリットが発生しますので、この部分を理解しましょう。
メリット
オンラインショップで購入するメリットは以下の通りです。
- 24時間手続きができる
- 自分ですべてを決めることができる
24時間好きな時間に手続きができるのは、オンラインショップで購入する最大のメリットといえるでしょう。仕事が忙しく店舗に足を運ぶ時間がない人にとっては、嬉しいポイントですね。
また、店舗ではサービスの勧誘などがありますが、オンラインショップでの購入時にはそのようなことはありません。
自分ですべてを決めて手続きをしたい方は、オンラインショップを利用するのが良いでしょう。
デメリット
オンラインショップで購入するデメリットは以下の通りです。
- 手続きの内容は自己責任
- スマートフォンは後日手に入る
手続きをすべて決められるということは、責任もすべて自分で負う必要があることを理解しておきましょう。例えば、プランの選択ミスやオプションの付け忘れなどが該当しますが、これらを誤って契約することで、通話料や通信量が高額となる恐れがあります。
そのため、契約時には必ず確認を徹底しましょう。
またスマートフォンは後日郵送となりますので、すぐに端末が欲しいという場合には店舗に足を運ぶようにしてください。
目的に合った場所での購入がおすすめ!
今回はスマートフォンの購入方法と購入場所による違いについて解説をしました。内容をまとめると以下の通り。
- 購入場所が大きく分けて4か所
- それぞれにメリットとデメリットがある
今では、スマートフォンは様々な場所で取り扱いをしています。だからこそ、それぞれの違いを理解しておくことが大切なのです。
今回紹介した内容をもとに、まずはどの方法が自分に合った購入方法なのかをしっかりと判断してください。
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